SFC改悪の発表を見て、最初に思ったことは

年間300万円か、届くかな
2026年4月23日、ANAがSFCの制度改定を発表しました。
2028年4月から、1年間に300万円未満の決済ではANAラウンジが使えなくなります。
余裕で届く人は困りません。
絶対無理な人は諦めるしかない。
1番困っているのは、届いたり届かなかったりするギリギリ層だけです。
そして、私もそのひとり。
公共料金や生協、保険代は夫婦で分担していたので、自分のカードだけで計算し直すと微妙なラインでした。
でも実は、300万円に届かせるための具体的な方法があります。
しかも今すぐできるものばかりです。
判定開始は2026年12月16日から。動ける時間はまだあります。
- SFC PLUSとSFC LITE、実際に何が変わるのか
- 本当に困るのはどんな人か
- 300万円に届くための具体的な方法
- SFC LITEを受け入れる場合の代替手段
- 年会費を払い続ける価値があるかの判断基準
SFC維持条件の変更で本当に困っているのはこんな人
年によって300万円を超えたり届かなかったりする人
年間300万円は、月換算で25万円です。
旅行や車検が重なった年は届く。何もない年は届かない。
そういう波がある人が、今回のSFC改悪で一番頭を抱えています。
気をつけてほしいのは、判定が毎年行われるという点です。
去年届いたから今年も安心、は通用しません。
1年でも300万円を下回れば、翌年はSFC LITEに格下げになります。
まず自分のカードの年間決済額の平均を、今すぐ確認してみてください。
家族でカード決済を分けていて自分だけだと足りるか微妙な人
個人の買い物は自分のカード、公共料金や生協は夫婦で分担している家庭は要注意です。
なんとなく分担していると、自分のカードだけで計算し直したときに「思ったより少ない」となります。
私がまさにそれでした。
もう一点、見落としがちな落とし穴があります。
今回の判定は、本会員のカード決済が基準です。
家族カードの決済は本会員に合算されますが、夫婦それぞれがSFCを持っている場合は別々に判定されます。
「家族全体では300万円超えているのに」では、ダメなんです。
自分のカードだけで300万円に届くかどうか、一度計算してみてください。
そもそも今回のSFC改悪で、具体的に何がどう変わるのか。次の章で整理します。
SFCの制度の改定で何がどう変わるのか
SFC PLUSとSFC LITEの違い
2028年4月から、SFCは決済額によって2つに分かれます。分かれ目は年間300万円の決済です。
| SFC PLUS | SFC LITE | |
|---|---|---|
| 年間決済額 | 300万円以上 | 300万円未満 |
| ANAラウンジ | 使える | 使えない |
| スタアラ資格 | ゴールド | シルバー |
| 優先搭乗など(ANA便) | 使える | 使える |
| 継続ボーナスマイル | 5,000マイル | なし |
ひと言でまとめると、失うのはラウンジとスタアラゴールドの2つです。
300万円未満になると何を失い、何が残るのか
- ANAラウンジ(国内・海外)
- スタアラゴールド資格(海外提携ラウンジ・優先サービスが使えなくなる)
- 継続ボーナス5,000マイル
- 優先チェックイン
- 優先搭乗
- 手荷物優先受け取り
- プレミアムメンバー専用デスク
ここで注意してほしいのは、残るものはあくまでANA便に乗るとき限定だという点です。
ルフトハンザやシンガポール航空など、他のスタアラ加盟航空会社を使うときはシルバー扱いになります。
つまり、国内線ANA便メインの人と、海外で他社スタアラ便も使う人では、影響がまったく違います。
海外旅行が多い人ほど、SFC LITEへの格下げは痛手になります。
自分の使い方と照らし合わせて、次の選択肢を考えてみてください。
詳細はANA公式でも確認してみてください。ANA公式リンク
判定期間は2026年12月16日スタート、2028年4月から適用
新制度の適用は2028年4月ですが、判定期間はずっと早く始まります。
2026年12月16日から2027年12月15日の1年間が、最初の判定期間です。
今年の12月16日から、あなたのカード決済が記録され始めます。
動けるのは今だけ「2028年になってから考えよう」では、完全に手遅れです。
「まさか現行SFCホルダーにくるとは」SFC改悪2026を経験した私の本音


JGC改悪と違った、SFCの予想外の変更点
先にJALは、JGCの取得条件を厳しくしていました。
だからSFCの改定も、同じ流れで取得条件が厳しくなる方向だと思っていたんです。
これからSFCを目指す人への条件変更なら、すでに持っている自分には関係ない話。そう思っていました。
まさか、現行SFCホルダー全員への維持条件変更がくるとは驚きでした。
取得条件ではなく、維持条件への変更。
しかも既存ホルダー全員が対象とは、さすがに想定外でした。
ラウンジ混雑を見ていると、理解できる部分もある
ただ最近のANAラウンジ、混みすぎていませんか。
座る場所を探してうろうろする、ドリンクを取るのに並ぶ。
あの状況は正直、快適とは言えませんでした。
SFC保有者が増えすぎた結果、ラウンジ本来の価値が下がっていたのも事実です。
2026年のSFC改悪、ラウンジ事情を考えると「やっぱりきたか」という気持ちもあります。
困るのは一人旅と友人旅のとき
では私が、実際に困るのはどんな場面か。
家族旅行は、すべてJALに切り替えてもいい。
子どもは、JAL CLUB ESTで国内線サクララウンジが年5回使えますから。
SFC LITEになって本当に困るのは、一人旅や友人との旅でスタアラ便を使うときです。
スタアラゴールドがシルバーになると、海外の提携ラウンジが使えなくなります。
そして何よりも痛いのが、航空会社の選択肢が狭まることです。
今まで行き先によって、お得な便や便利な時間帯の便を、JALとANAから自由に選んでいました。
でもSFC LITEになると、ラウンジを使いたければJAL一択になってしまいます。
この「選ぶ自由がなくなる」というのが、実は一番のストレスかもしれません。
さて、この状況をどう乗り切るか。出口は3つあります。
SFCの維持制度改悪、あなたはどうする?3つの選択肢


300万円達成を目指してANAカードに決済を集約する
私が選んだのは、これです。
年間300万円、月換算で25万円をANAカードに集約する。
「そんなに使えない」と思うかもしれませんが、ポイントは新たに使う金額を増やすことではありません。
今まで別のカードで払っていたものを、ANAカードに移すだけです。
意識して移すだけで、決済額が変わります。
SFC LITEを受け入れてカードラウンジに切り替える
「300万円は正直難しい、でもSFCは持ち続けたい」という人への選択肢です。
SFC LITEになっても、ANA便での優先搭乗・優先チェックイン・手荷物優先受け取りは残ります。
失うのは、ANAラウンジの利用権とスタアラゴールド資格です。
ただ、カードラウンジという選択肢があります。
羽田空港には、第1・第2ターミナルに合計6ヶ所のカードラウンジがあり、一般的なゴールドカード1枚で無料で入れます。
私が実際に使った徳島空港にも、カードラウンジがありました。
ANAラウンジもJALラウンジもない徳島空港ですが、ゴールドカードと搭乗券を見せるだけで入れました。
混雑しているANAラウンジより、落ち着けるカードラウンジの方が快適な場合もあると、私は感じています。
年会費を払い続ける価値があるか一度見直す
「300万円は無理」「海外もあまり行かない」という人への選択肢です。
SFCを解約して、年会費をそのまま旅行代に回すという考え方です。
カードの種類によって異なりますが、毎年払い続ける年会費はそれなりの金額です。
ラウンジも使えないSFC LITEの状態で年会費を払い続けるより、その分で旅行の質を上げる方が賢い選択かもしれません。
ただし、解約は慎重に考えてください。
一度解約すると再取得のためには、再びプラチナ条件を達成する必要があります。
「今は使わないけど、将来また使いたい」という人は、解約より維持を選ぶ方が安全です。
今回の改悪は、自分にとってのSFCの価値を改めて見直すいい機会かもしれません。
SFC改定対策、300万円達成のために今すぐできること


公共料金・生協の支払いをANAカードに集約する
まず見直したいのが、毎月必ず発生する固定費です。
電気・ガス・水道・通信費を、ANAカード払いに変えるだけで毎月数万円が決済額に加わります。
生協や保険料、車検代も同様です。
仮に、月3万円分の固定費をANAカードに集約できれば、それだけで年間36万円になります。
今まで夫婦で分担していた支払いを、自分のANAカードに集めるだけで、年間決済額は大きく動きます。
それも、一度設定してしまえばあとは自動で加算されていきます。
まず固定費の見直しから始めてみてください。
旅行予約はANAカードで楽パックを使う
固定費を集約したら、次は旅行代金です。
旅行代金は、1回で数万円から数十万円動く、まとめて決済できる大きなチャンスです。
旅行予約をANAカードにまとめるなら、楽天トラベルの楽パックが便利です。
楽パックは、航空券とホテルがセットになったパッケージ商品で、個別に予約するより割安なうえ、楽天ポイントも貯まります。
旅行好きの人ほど、ANAカード×楽パックの組み合わせは、300万円達成への近道になります。
ふるさと納税をANAふるさと納税に切り替える
固定費と旅行代金を集約したら、次はふるさと納税です
私もSFC PLUSを維持するために、今年からANAふるさと納税に切り替えるつもりです。
2025年10月から、ポータルサイト経由のポイント付与は廃止されました。
どのサイトを使っても、もらえるのはクレジットカードのポイント・マイルだけです。
ならばANAカードで、ANAふるさと納税に寄付することで、マイルを貯めながら300万円の決済にプラスします。
これで、一石二鳥です。
まとめ|2026年のSFC改悪を機にカード戦略を見直そう


判定開始は、2026年12月16日です。
今からカードの使い方を見直せば、まだ間に合います。
私自身、今回のSFC改定をきっかけに、家族で分担していた決済を見直しました。
最初は「無理かも」と思いました。
でも一つひとつ移していくと、意外と届きそうな数字になってきました。
大事なのは完璧な計画より、今日一つだけ動くことです。
固定費の見直し、旅行の予約、ふるさと納税。
できることから始めれば、300万円への道は思ったより近いはずです。
判定開始まであと7ヶ月。一緒に乗り越えましょう!
